こんにちは。伊藤です。
今回はかなりマイナーな【揺れ恐怖症】について記事を書いてみました。
私は物心ついた時からこの恐怖症に悩まされました。
同じ症状で悩んでいる方は周囲におらず、誰からも理解されないことが苦痛でした。
この記事では私が自身の経験をもとに「何が怖い」「改善した方法」を記します。
揺れ恐怖症で悩んでいるのは、あなただけではないと知っていただけたら幸いです。
目次
揺れ恐怖症の原因
恐怖症の原因は過去の経験に起因することが多いようです。
「揺れ恐怖症」の原因は探しても情報がなかなか出てきませんが、私の予想だと赤ちゃんの頃にあやすのに使われるメリーが原因ではないかと考えています。

私は時々悪夢を見ます。私が仰向けになって寝ていると目の前を巨大な物体がスイングします。私はそれを一生懸命止めようとするけど、一向に止めることができず揺れ続けるというものです。
イメージとしてはメリーのような感じです。
実際、両親に聞くと私が赤ちゃんの時はいつもメリーであやしていたそうです。
もしかしたら赤ちゃんの私は必死に動くメリーを止めようとしていたけど、止められないことに不安感から恐怖を感じるようになったのかもしれません…仮説ですが。
揺れ恐怖症の人が苦手なもの
「揺れ恐怖症」の方であればわかると思いますが、発症する時の感覚は「恐怖」というより「不安感」に近いです。
この不安感を言語化すると「いつになったら止まるのだろう」という未知に対する不安感です。
私が不安を感じるシチュエーションは大きく分けて3種類です。
- 吊るされたものが揺れた時
- 余力で物が動いてる、音が振動している時
- 自分の力で止められない時
それぞれ解説していきます。
吊るされたものが揺れた時
吊るされた物の例
- 電気紐
- ツリーチャイム
- ブランコ
- シャンデリア
吊るされたものは、一度動かすと止まるまで時間がかかります。
その間、ものすごく不安を感じます。見えてない間も頭の中は揺れているものでいっぱい!
いつ止まるかをずっと考えてしまします。手で止めようとしても微妙に動き続けているのが不安!!
地震でシャンデリアが揺れるときは地獄です。
余力で物が動いてる、音が振動している時
余力、振動の例
- 電源を切ったあとも周り続ける扇風機の羽
- ペダルを踏んだ状態で鳴らすピアノの音
- ドラや寺の鐘の音
電源が切れれば普通のものはすぐの止まります。それでも動き続ける扇風機の羽、シーリングファンは不安を感じます。
笛などの管楽器は吹いている間しか音がでないので大丈夫です。
しかし打楽器や弦楽器など、鳴らすと振動するものは苦手です。振動がいつ止まるかわからないからです。
例えば、ペダルを踏んだピアノの振動音はいつ止むかわかりません。
ドラの音がいつ止むかわかりません。その間ずっと不安を感じます。
これらは視覚と聴覚から伝わってくるので厄介です。
自力で止められないもの
自力で止められないものの例
- 工場の煙突から延々と上がる煙
- オルゴール
- 笑い袋
電源を切るボタン、電池を抜けば止まるものは不安を感じません。
しかしオルゴールなど、一度回すと音を止めることができなくなる物は不安を感じます。
一度音が鳴り出したらもういつ止まるかわからない。破壊する以外すぐに止める方法はない。しかし、破壊することはできない。もう心は不安でいっぱいです。
皮肉なことに私はオルゴールの音色は好きなのですが、やはり回すと不安になってしまうのでオルゴールの音色はYouTubeや音楽再生アプリなどで聞くようにしています。
これらのサービスでは再生時間が表示されるため、不安を感じることなく音を楽しむことができます。
この葛藤は揺れ恐怖症の人にしかわからないと思います。笑
揺れ恐怖症のまとめ
揺れ恐怖症を分析しまとめると以下のようなことが言えます。
[jin-iconbox07]止まるタイミングが予想できないことが不安[/jin-iconbox07]
世間では「揺れ恐怖症」と言われているようですが、以上のことから本質的なこと言うと「いつ止まるかわからない不安症」の方が正確と言えます。
とはいえ長くてわかりづらいので前者で大丈夫です。笑
解決策
解決策として、私は以下の3つを実践してきました。
- 意識を他に向ける
- マインドフルネスを実践する
- 耐性をつける
それぞれ解説していきます。
意識を他に向ける
- 好きな音楽を聴く、歌う
- 気になる動画を見る
- 興味を引くことをする
手っ取り早い方法としてとてもおすすめです!
振動音、揺れるものが視界に入ったらノイキャンヘッドフォンをつけてNetflixを見ます。
もう自分の意識を完全に嫌なものから別のことに移します。気づいたら忘れてるし、揺れているものを見たらもう止まっているはずです。
とてもおすすめ!
マインドフルネスを実践する
- 感じることを善か悪かで判断しない
- 自分が何を感じているか認識する
- 客観的になる
これは訓練が必要ですが、身に着けると恐怖症を克服することができます。
まず不安なものを直面した時に「不安!!」と感じると思いますが、これは事象に対して自分が反応していることになります。反応とは無意識に「嫌なもの」と心から湧き上がる状態です。
ここで一度冷静になって反応したことに対して善悪を判断するのではなく、「あ!今自分は不安を感じたな」と客観的に自分を分析するのです。
「うんうん、不安を感じている」とわかったあとはそれを手放してください。特に深く考えず善悪を判断せず「これはこういうものなのだ。そして自分はこういうのに不安を感じる人間なんだ」と受け入れるようにします。
自分の不安を感じるものを認識して受け入れて手放すと、不思議とさっきまで不安に感じていたものがどうでもよくなってきます。これがマインドフルネスです。
もっと詳しいことを知りたい方はマインドフルネスに関する本を読むことをおすすめします。
耐性をつける
- 揺れるものを一定時間見続ける
- 振動音を一定時間聴き続けてみる
私は幼少期お風呂が大嫌いでした。湯船の表面をお湯がゆらゆらしているのを見ただけで不安… 「このゆらゆらいつ止まるんだ😟」と考えながら湯船の中でじっとしていたのを覚えています。
ある日、ゆらゆらしてる表面をじーっと見ていると「あれ、なんかどうでも良くね?」と思えるようになりました。耐性がついたような感覚です。
それ以来お風呂の表面に不安を感じたことはありません。
最初は怖いかもしてませんが、なんども触れ合っていくうちに馴染んでいきます。
それに関する研究がこちらのサイト「暴露療法」という方法で解説されています。気になる方はどうぞ読んでみてください。
[jin-iconbox07]恐怖症とは?ー医療法人和楽会
https://www.fuanclinic.com/med_content/phobia/[/jin-iconbox07]

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